三木谷浩史神大講演会

先日の三木谷の六甲祭での講演会について。
正式名は「神戸大学ベンチャービジネス研究会フォーラム『志して生きる』」のなかの「対談〜三木谷浩史社長と三品和広教授」
まあ、学生にベンチャーの話をする企画ですな。
三木谷の話は、ジョークも多く、おもしろかった。
内容も、大学時代から、TBSや楽天イーグルスなど、話題のものにも触れていたし。
今回は、この講演から感じた、三木谷の人間にのえるのひとこと。



「三木谷は気配り紳士である」
これが、大きな力かなと。
社長としては、社員に対して、誕生日会や、自社株に自筆で書いたり、やれることはすべてやってるんじゃないのかな。
この気配り、気遣いがおじ様受けする秘密なのだろう。
講演会の質問タイムでも、キモイ学生のキモイ質問にも、丁寧に優しく答えていた。
教授とかなら、皮肉なジョークでいじめたりするんだろうが。
ここが、ホリエモンとの大きな差なのだろう。
三木谷が学生時代に、テニス部の部長で培った部分も大きいと言っていた。
大学中退のホリエモンでは培えなかったとこだよね。



「三木谷は体育会系」
泥臭い。
こっちの方は私はベンチャー無理だなと、改めて実感させられた。
行動力が全てで、なんでも体当たりでやってみる。
これが本随なのだろう。
筋肉バカではなく、気遣いまでやってみるのが三木谷のすごいとこなんだろうが。
やっぱこの辺が、スマートに動きたい理系とは、相容れないとこだなと感じた。


あらゆる可能性を考えて、とにかく行動する。
それがベンチャーなのか。
アメリカでは、大きい会社員ではなく、自ら起業することに、みな憧れる。
でも、ハーバード大MBAの同期の会社はほとんど潰れてるらしいよ。。