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サンデープロジェクト12月12日放送分。
横田めぐみさんの遺骨が別人だった問題で、北特集。


まずは安倍晋三(幹事長代理)がお怒りの緊急出演。
さすが、拉致問題対策本部長で強硬派。
最後にもう一度だけ説明のチャンスを与えて、期限を決めて経済制裁を発動する。
これを政府に提案。
「対話と圧力」の小泉くんを動かそうとする。
これ以上、死んだ証拠を出せと言えば、生きてるものを殺して提出してくるかもしれない。
それは防がねば。
単独でも経済制裁は、決定打にはならないものの、一定のダメージは与えられると。
アメリカは6ヶ国協議に置いても、拉致問題について問題にしてくれる。
核だけでは終わらんのだよ。。
軽々しく経済制裁をするなと言う評論家は信用するなと言う。


田原総一郎イラクフセイン型か、リビアのカタフィ型かを気にする。



続いて、緊急追跡で、11月21日放送分id:noel17th:20041123の特集の続き。
田口八重子さんこそ、キーマンだと。
造られた証拠には、人の意思が入るから、見破ることが出来る。



そして与野党議員が緊急激論。
高村正彦(元外務大臣
枝野幸男民主党政調会長
山本一太(対北朝鮮経済制裁シミュレーションチーム事務局長)
平沢勝栄衆院議員)


田原総一郎曰く「北は、党、軍、内閣がバラバラではないのか?」。
日本との国交を回復したいのは内閣の外交部だけだと。
党や軍には強硬派がいて、日本との正常化なんてどうでもいいと。
むしろ、何で拉致をバラしたのかと内閣を責める人までいるらしい。


一太くんの案の経済制裁については5段階に分けて行う。

  1. 人道支援の凍結・延期
  2. 送金の報告義務の厳格化、提携輸出の届出義務の厳格化
  3. 特定の品目を限定して貿易の停止、特定の送金・携帯輸出等の停止
  4. 特定の船舶の入航禁止、貿易の全面停止、送金・携帯輸出等の全面禁止
  5. 船舶の全面入航禁止

んー順番にやるってのはちょっと甘い気がするね。
たかじんのそこまで言って委員会」で言ってたように、まず5つやって、順番に緩めていくのもありかもね。


高村氏曰く、まず日朝間の象徴である万景峰号を止めようと。
で、金正日に制裁を認識させる。
これが一番効果があるのか。
しかし、田原さんも平沢さんも万峰景号噛みまくり!


あと経済制裁の出口のシナリオがないと。
シナリオとして、町村外相が1月にアメリカに行って、出方をうかがうと。
アメリカがフセイン型かカタフィ型を選ぶかにかかっているという。
自民党が小泉くんを説得して経済制裁するのかな。



最後は谷垣禎一財務大臣)を招いて定率減税廃止について。
景気は大きな流れとしては民間需要を中心に回復していると。
大枠では上り坂だと。
円高については、影響力から立場的に言い難いようですが。
アメリカ経済も基本的に調子がいいと。
そんなに悲観視する必要は無いと・・・言わざるを得ないか。
定率減税廃止には、どうしても97年の橋本内閣の失敗が比較される。
橋本内閣の時の9兆円負担に比べると、スケールも小さく、段階的にやってるから大丈夫だと。
個人消費の冷え込みは、企業から個人への流れは来ていると。


プライマリーバランスを黒字にするためにはやることは3つ。

  1. 景気をよくして、税収を上げる
  2. 無駄を削る

無駄を削るのは、社会保障費もあるので削りきれないと。
財務省としては平成17、18年度は所得税体系を考えると。
そこから先は社会保障を税を考えていくので、消費税も考えざるを得ないと。


で、田原的に地方公務員の給与が多いのが問題だと。
地域の民間所得と比べると高いと。
これは総理からも谷垣くんと総務大臣に直せと言われているらしい。
確かに地方は無駄に公務員多いし、給与も高い。
国家より地方の方が多いという話も聞く。
ここは削りたいなー。
でも、地方分権を進めるなら、地方公務員の給与あげないと、自治を任せられるほどの人材は集まってこないよね。
今の無駄人だけを削ることは出来ないものか。