やま場こえて

朝日新聞の総括って感じでopinionにまとまってたんで。
キーワードとして、「数字合わせ」と「地方不信」。
「数字合わせ」は3兆円という数字に操られ、地方が数字合わせの内容薄い案を出したために、省庁も数字合わせの解答をしてしまった。
これは内容先行じゃなかったせいだが、ここまで改革の結果を出せたのは数字合わせをしたおかげだろう。
「地方不信」は各省庁が「国の責任論」を唱えて一定の共感を集めた。
地方自治体行政に対する不信をどう払うかは、これからの改革で重要なところだろう。


さて目は、地方案の07年度以降の第2期改革へ。
北海道のバカ町長が「地方、市民が起源の政党をつくる動きが必要なのではないか」とか言ってるし。
宗男だらけの政党ですか?
北海道って産業ないから地元の利益しか考えられないのかねー。
それを「自然なこと」と認める朝日新聞もどうかと思うけど。
で、民意を代弁する野党の民主党ですが。
今回の論議にはノータッチ。
野党としては政権批判したいところだろうが、与党を目指すのなら省庁を敵にしたくはない。
難しい立場じゃないのかな。


岩手県知事・増田寛也へのインタビュー。
義務教育費は9番バッターだったと。
4番バッターは公共事業だと。
今回は空振りだったけど。
公共事業は地方的にも、削りがいのあるところなんだろうな。


もう一人、自民党参院幹事長・片山虎之助(岡山)。
総務相なので地方寄りの人。
首相が「真摯に」と言い続けて動かなかったおかげでまとめられたと。
最後に首相に裁断を求めたら、地方寄りの軍配を上げざるを得ない。
党も省庁もそれを避けるために、ほどほどで手を打った。
義務教育費も8500億円という数字を上げたんで、ゼロには出来ないと。
公共事業関連の補助金も、財務省論議して対象にすべきだと。
がんばって!トラさん!