安保理・常任理事国入りの意思

先週、外遊を終えた小泉くん。
国連総会では、English安全保障理事会常任理事国入りへの意思をアピールした。
国連予算の20%も払っているのだからそれなりの権利を持ってもおかしくない。
昔は常任理事国入りに反対していた小泉くんだが、参加を決意した理由は、
「時代が変わった」
確かに前世紀の冷戦時における戦力の牽制し合いの時代は終わった。
21世紀は確実に来ていて、テロや核拡散との戦いの時代へと変わったのだろう。
前世紀においては、軍隊を持たず、集団的自衛権を持たない日本はまったく何も出来なかった。
(お金を払う以外はね)
しかし、テロ防止や核不拡散においては、それなりの役割を担える可能性がある。
っていうか積極的にやっていかないと日本自体が危ない。
口だけじゃなく、それに伴う行動を持ってがんばって欲しい。


今回、同時に常任理事国入りをしようと協力しているのが、ドイツ、ブラジル、インド。
しかしぞれぞれに、イタリア、アルゼンチン、パキスタンというライバルがいる。
そして日本には中国がいて、反対しようとしている。
やはり、これからの目下のライバルは中国なのだろう。
カリスマ投資家のジム・ロジャース(まさにゴールド・ロジャー)も今から20年間は中国は発達するって言ってたしね。