オリンピック総括

メダルラッシュで連日感動の嵐となったアテネオリンピックを振り返って。

  • ガールパワー

今回目立ったのは女子選手の活躍だろう。
金メダル16個中9個が女子が獲得。
英国のロイター通信はガールパワーが日本の躍進の源だと強調した。
その多くは柔道とレスリング。
日本の女の子はどういうイメージを持たれるのだろうか・・・・
柴田亜衣ちゃんの金の意味は大きいw

  • 個人種目

個人種目の活躍が良く言われた。
チーム北島など、個人の欧米並の強化が上手くいったのも事実だ。
しかし今回のメダルラッシュは日本が得意とする団体力のおかげだと思う。
シドニーでは千葉すずなど個人主義が出てきたが、能力、精神とも未熟で結果を出せなかった。
このままではダメだと国を上げて、国立スポーツ科学センターを作り援助した。
「種目は個人でも、団体で戦っている」というのが私の感想。
水泳は北島康介が個人で引っ張っていき、その影響で周りも力を得た。
他の選手が泳いでいるときは、一生懸命応援する。
応援の練習までしたというから驚きだ。
欧米から学んだ個人力のアップと、日本が古来から持つ団結力。
この二つがバランス良く合わさった大会だったと思う。

  • ドーピング

今大会はドーピング検査に力を入れていた。
ハンマー投げ室伏の兄貴が繰り上げで金メダル。
日本人がここまでドーピング事件に巻きこまるのは初めてだろう。
アヌシュは肛門に他人の尿を入れて、チューブから出して提出したという。
アヌシュだけにねぇ・・・
次回では遺伝子ドーピングなどの懸念もあるという。
まさに科学万能の時代ですね。