noel17th2008-08-02

東京都現代美術館ジブリのレイアウト展を見に行ってきました
ジブリは好きですが、レイアウトとはなんぞやと思っていたら。

≪レイアウト≫とは、一枚の紙に、背景とキャラクターの位置関係、動きの指示、カメラワークの有無やそのスピード、撮影処理など、そのカットで表現される全てが描かれた映画の設計図とも言えるものです。
分業化が進んだ現在のアニメーション制作において、作品の統一感を持たせる上で重要な役割を果たしています。


らしいです。
そのレイアウトを元に、背景とかセル画とかを分担して書くみたいです。
アート的なものなら、前のジブリの絵職人・男鹿和雄展の方が感動できます。
ただ、画の動きとか、カメラワークとか、今まで気にしなかったことがわかるので、私はすごい面白かったですね。
音声案内を付属したのが良かった☆
色々とジブリの秘密を説明してくれました。
宮崎駿は天才タイプで、高畑勲は計算ずくで作品を作ってるみたいです。
アニメは映画(実写)と違って、背景の動きまで全て決めて書かなければいけない。
監督はその全てをイメージするんだからすごいよね。



私は今まで、アニメや映画は主題や哲学中心で見てたのですが。
これから映像目線で見ると、また違って見えてくるかもしれません。
ちなみに、この前深夜やってた押井守の「パトレイバー THE MOVIE」をこの目線で見ると、神だと思いました。
主題・人物設定含めて。



あと、作業分担とレイアウトの大事さは私の職業とも似てるなと思ってた。。