デジタルコンテンツ白書2007読書会

デジタルコンテンツ協会・IECP共済の、デジタルコンテンツ白書2007の読書会に参加。
会社が会員なので、無料で参加、白書も貰った。
福冨忠和GLOCOM客員教授鈴木謙介GLOCOM研究員のお話を聞きました。


概要は、コンテンツ産業の市場規模は2006年で約14兆円(1.1%増)。
うちデジタルコンテンツは2兆8千億円(8.3%増)。
しかし、言われるほど成長率は芳しくないと。
実態は、DS効果によるゲーム業界の伸びが引っ張り、ネット・ケータイの普及に伴うコンテンツの伸びがある。
その問題をコンテンツビジネスの収益構造に紐解いた。
なかなか利益の出ない収益構造の中、近年はコンテンツのマルチユースにより収益を出そうという動きが大きいようだ。
日本の市場が頭打ちな中、海外へ目線を向けようという政府方針がある。
海外でも日本のオタクカルチャーが注目されるが、実際に貿易収支で引っ張っているのはゲームくらいである。
アメリカではメディア・コングロマリットの活躍が目立つ中、今後はネットで収益を出す構造が必要であろう。


鈴木さんの方は、インターネット関連産業の動向を紹介。
「YOUの力」の増大で、タイム誌の今年の顔に「YOU」が選ばれたことに触れ。
YOU TUBEニコニコ動画ミニブログSecond Lifeケータイ小説を紹介。
ニコニコ動画で「おっくせんまん!」や「らき☆すた」を交えて話すのはさすがと思いましたが。


私が思ったのは、Second Lifeの今後で、やっぱあの萌えないキャラクターデザインじゃ、日本じゃ受けないでしょ?
日本の世界で優位性を保っているのは、このセンスの部分なんですから。
会社的には、何も生み出せないですが、やっぱ萌えに関しちゃ全然このトップ達に負けてない。
ってか、考え方自体も全然負けないですよ。
ただやっぱ仕事で関連してないという卑下感はありますね。。
しかしまあ、これで私も有識者です。
社内にアピールしておこう!
なにか仕事が舞い込んで・・・来ないだろうな。。