職人技を奥義伝承

製造現場の技術を担う人材育成に経済産業省が乗り出す。
団塊の世代が定年を迎え始める2007年問題にあたり、製造現場のベテランが持っている技能やノウハウを伝承していく必要がある。
不景気で企業の人材育成にかける費用も減少している。
そして、中国などへの生産拠点の移転を進めたことで、若年技術者の採用が減り、製造現場では高齢化が進んでいる。


経産省は、大学や高専などの教育機関と製造業の地元企業群を橋渡しして、技術・ノウハウの教育プログラムを公募する。
大学での講義や、工場での実地研修もするという。
講座は中小企業にも開放し、現場で中核となる若手・中堅技術者の育成に繋げる。
対象は金型、自動車部品、半導体情報家電ナノテクノロジーなど。


科学技術大国を築くためにも、育成は大きな課題。
中小企業を救うために、ここで基礎を学ぶ感じになるのかな。
学生にも現場の情報を知るいい機会になるだろう。
そこで興味を持って、企業に入る。
奥義継承はその後かな。
一子相伝かもしれんしな・・・



もひとつ、経産省もので、少子化対策として、結婚情報サービス業の支援を話し合う研究会をスタートさせた。
業界の信頼性を高めるため、第三者機関が優良事業者を認証する制度の導入や、結婚するためのコミュニケーション能力や人生設計の能力を高めるカウンセリングといった「ライフサポート」事業への発展などが、検討課題として挙がったという。
んー、「大きなお世話!」と言えなくなる未来が来るのかな?
まあ、素敵なラブロマンスを夢見ている私には関係のない話か。
むしろ、関係があるのか・・・