1/16「ヒット商品支える儲かり技術」

チューズデーになってしまったが、儲かりマンデーで今週も儲かるテクニックを学ぼう。
家電ヒット商品のキーワードとして「健康」をあげ、なかでも「ビタミンC」を利用した商品が売れているようだ。

  • その1・ビタミンCを減らさない新技術

新型オーブンレンジ、シャープのヘルシオ
高温の加熱水蒸気で熱するという。
従来の8倍の熱量で、余分な脂も落としてくれるという。
しかも、内部が水蒸気で満たされるので、酸化することがなくビタミンCが壊されないという。
すげぇ〜!!
NASAの開発した、マイクロウェーブとかいう得体の知れない電子レンジより、わかり易い。
シャープの技術屋の発想と努力が身を結んだ一品だろう。
こういう開発にお金をかけるの大事ね。

  • その2・ビタミンCを増やす新技術

野菜室にLEDを付けて、光合成させてビタミンCなどの栄養素を増やす冷蔵庫。
LEDは発熱が少なく、光合成によい波長の光を出せるという。
光合成の主要色素は「クロロフィルa」という、Mgを含む化合物。
光合成に特に有効な光は、赤色光と青紫色光である。
葉緑体のチラコイドで水を分解し、ATPを作り、ストロマのカルビン・ベンソン回路で・・・
あー、今、生物の勉強してるんで。

  • その3・ビタミンCを作り出す新技術

富士通のビタミンCを吐き出す空気清浄機。
ビタミンCを練りこんだフィルターをつけ、水に溶かして空気中に放出するという。
これが美肌美白効果があると言うのだが・・・
で、実験として肌の水分量を測っていた。
まず普段の腕の肌の水分量を測定。
つづいて、ビタミンCで満たされた空間に腕を入れて・・・
って、それ、空気清浄機から出る水分で、増えてるんじゃ?
チョー怪しい!
肌からそんなビタミンCを吸収できるのかも疑問なんだが。


他にも新技術を使った商品を紹介

  • ストッパ下痢止め(ライオン)

右のポッケ〜♪って山口もえ萌えなやつです。
口腔内即崩壊技術(お口の中ですぐ解ける技術)が使われている。
これは洗濯用先剤を溶かす技術が利用されているらしい。
それでライオンなのか。
自社の技術を他の分野で活かす、成功例だね。

育毛剤に黒髪に有効な成分を配合し、白髪を根本から防ごうとした。
それに利用した成分が、ビールの原料であるホップ。
ホップには黒い成分を作るメラノサイトという細胞を作りだし、元気にするという。
この研究所は以前にも同様のの効果を持つ山椒を使った製品を開発している。
ホップとか、山椒とか、本当、何でも試してみたって感じだよね。
こういう研究者の努力も必要なのか。



続いて、ケータイ業界の新技術。
2006年夏頃導入予定の番号ポータビリティ制度導入に伴う新技術として、auの着うたフルと、NTTドコモのおサイフケータイが登場。
着うたフルは、ポータブル音楽プレーヤーが、ケータイと一体化する可能性を含んでいる。
まあ、今までもそんなコンセプトの商品はあったが。
今までのものと比べると、直接ダウンロードできるのが大きい。
おサイフケータイはまだいらないけど、将来的に普及するのだろうか?


独自のサービスで差異を示し、顧客を逃がさないことが必要。
現在、番号ポータビリティ制度が導入されたら、多くの人がauに変更するというデータもある。
私もそれを狙っている。
ドコモは、新規開拓より、顧客を離さない戦略を練ることが大切だろう。