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今年一発目のサンプロです。


まずは「論客集結!2005年ニッポンの景気を大胆予測!」ってことで。
渡辺正太郎(経済同友会副代表幹事)、木村剛日本新興銀行社長)、浜矩子(同志社大学院教授)、森永卓郎(経済アナリスト)の4人と議論。


で、内容はそれを見て宮沢喜一(元内閣総理大臣)がまとめてくれたので。

企業は頑張っている。家計はダメ。貯蓄を潰している。雇用所得はよくない。

田原総一朗の「日本の経済の体質は良くなったのか?循環に乗っただけなのか?」の質問には誰もわかっていないという。
憲法改正については、9条を考えるのはもう古いと。
今の憲法は柔軟に書かれているので変える必要はない。
憲法で想定されていない状態になれば・・・
変えても外国での武力行使はしてはいけないと。
確かに今まで憲法のおかげで武力行使しなくてもよかったのではないだろうか?



特集コーナーは「阪神大震災10年〜大谷昭宏が見続けた被災者の記録〜」
大谷明宏が10年間、毎年ある家を訪ねていたのだが。
それが、元宮脇商店街のお店で、震災直後から現在までの状況が語られる。
リアルに身近な商店街のことを話されると、この辺りも震災の影響を一番受けたところだということを思い出させられる。
私が神戸に来た時は、震災後4年で、まだ少しだけ、プレハブや仮設住宅が残っていた。
小さい頃見た憧れの神戸も、復興の影に少しだけ見える傷跡が、悲しかった。
今では、ほぼ完全に復興し、六甲道の都市開発計画ももうすぐ完成する。
宮脇商店街も、総合スーパーとなってしまっている。
直接体感はしていないものの、大家さんから「この辺は全部、焼け落ちた」という話などを聞くと、TVの映像を思い出してしまう。
地震は止めることは出来ないが、災害を教訓として、震災を少なくする事は出来るだろう。
哀しみを糧に、未来の制度を作ってゆくべきだろう。