補助金削減

補助金削減問題で、地方案3.2兆円に対し、各省の代替案は1兆円といまひとつ。
まあそれぞれ言い分はあるんだけど。
朝日新聞の社説より、原点に戻って考えてみる。

中央集権から分権社会への転換を図る。同時に国と地方の借金を減らす。そのために、06年までに4兆円の補助金を削り、3兆円の税源を国から地方へ移す。地方への交付税も抑える。

さて、分権社会に移るのが主目的なのか?
小泉くんはどう思ってるか知らないが、それはNO!
正直、地方は能力的に信用できないし、権力を持たせると汚職の可能性も出てくる。
とまあ、省庁よりの見方をしてみましたが。
それじゃあ改革の主目的は何か?
地方に裁量を持たせることによって、地方財政を合理化し、スマートにすること。
それで交付税も減らし、国の財政も合理化してスマートにする。

これじゃないのかな?
4兆円が3兆円になる時点で1兆円浮いてる訳だし。
地方は権力が増えるとか勘違いするんじゃなく、財政の効率化を考えてください。
だから回りくどいことせずに、地方のここの無駄削るから自由に使わせてって言えばいいのに。
まあ無駄削りたくないんだろうけど。