ビルマのもめごと

ミャンマーの話ですが。
キン・ニュン首相が更迭された。
キン・ニュン首相は民主化運動にも理解を示す、軍政内の穏健派だった。
後任のソー・ウィン氏は、最高実力者のタン・シュエ氏の懐刀で強硬派だ。
ミャンマーアウン・サン・スー・チーさんが自宅軟禁されているなど、民主化運動への規制が問題になっている。
90年の総選挙で民主化勢力が圧勝したにもかかわらず、軍事政権は「新しい憲法が必要だ」と言い張って、政権委譲を拒んで居座った。
今月上旬にハノイで開かれたアジア欧州首脳会議(ASEM)でも、ミャンマーの新規加入が欧州の反対でもめていた。
日本としては、第2次世界大戦で占領した経緯もあり、戦後の復興にも援助や投資をして深く関わってきた。
この軍事政権の孤立化は、どんどん進んで行く。
今、世界で孤立した国の運命は悲惨なものとなっている。
平和を目指そうよ。
水島ァ〜!!