国際貢献

日本は安保理常任理事国を狙っている。
日本は世界にどう思われているのだろうか?
西アジアはかなりの親日地域だ。
外交努力と、日露戦争の勝利も影響しているようだ。
イラクの人質も無事に戻ってきた。
しかし、イラク戦争で米国の属国というイメージがついてしまった。
米国はとかく評判が悪い。
ここは、人道復興支援しかしないという、他国との違いを主張すべきだろう。


最近は減りつつあるが、アジアへのODAも日本の大きな国際貢献だ。
アジア各国への戦後賠償から始まったのだが、経済成長によってその意味は変わった。
現在は米国に次いで世界2位の金額だ。
日本の援助の特徴の一つは、有償でインフラ整備に力を入れたこと。
有償、無償、技術協力の比は3:3:4だ。
無償が主力の欧米からは批判の声もあるが、有償によって大規模案件を手掛けることが出来た。
この道路、発電所、港湾などのインフラ整備によって、アジアの経済発展に貢献したことは確かだろう。
常任理事国入りについて、お金を払えばいいという訳ではないと言う、援助を受けている国もあるが。
そんな国よりも、アジアでの信頼を得ることが大切だろう。
そうすれば「国際社会において名誉ある地位を占めたい」望みも叶うのでは?