小沢健二

最近CMでやたら聞こえてくる音楽、「愛し愛されて生きるのさ」
カゴメ野菜生活Soft」のチュッチュやってるCMだ。
この懐かしい小沢健二の歌声を選ぶとは、博報堂もなかなかいいものを作る。


さて、昨今の80年代ブームのポストに90年代ブームを巻き起こそうと企んでいるこの私だが、その90’S J−POPの一曲目として、この曲を選ぼう。
ご存知(だよね?)小沢健二である。
小澤征爾を叔父に持つ東大出身として渋谷系と呼ばれ、一世を風靡する。
そんな彼との出会いは93年の今夜はブギーバックだ。
今はすっかりファッショナブルなカリスマヒップホップグループと化したスチャダラパーとのセッション。
当時のスチャダラパーは芸人かと思っていたが、今思えばジャパニーズヒップホップの走りだったようだ。
まあとにかく斬新で新鮮で衝撃を受け、今でもカラオケで歌ってしまう。
歌詞には「ラブマシーン」や「オンリーワン」とあり、今でも充分衰えていない。
そして私を魅了した「愛し愛されて生きるのさ」が発売された。


当時の私の音楽源だったラジオ番組、「ABCミュージックパラダイス」通称ミューパラの月間一押し曲として聞き、衝撃を受ける。
10年前は胸をいためていとしのエリーとか聴いてたなぁって歌だった。
その曲を聴いて胸をいためてたのが10年前なのかー。
ふてくされてばかりの10代も過ぎ、分別もついて歳をとったなー。
とにかく彼のキュートでポップでラブリーな曲は、90年代を代表するアーティストである。