ごまコン
昨日、Yちゃんが急遽コンサートに行けなくなったとのことで、ごまコンに行くことになった。
後藤真希コンサートである!
私がモー娘。コンサートを卒業してからもう3年以上になるのだろうか?
このブランクに耐えられるかどうか心配しながら、参加することにした。
ポールと待ち合わせて本町駅まで行くが、厚生年金会館が見つからない。
30分以上彷徨ってしまった。
どうやら地下から出て最初の道を間違えたらしい。
最近のポールの方向音痴は目を見張るものがある。
なんとか時間いっぱいで師叔と合流、会場へin。
二人と離れ、2階のウィング席へ着く。
2階の端の出っ張ったところでなかなか眺めはいい。
そういえば、双眼鏡を持ってくるの忘れたなーと気付く。
初めてのコンサの時に買った、必須グッズを忘れてしまうところにブランクを感じる。
そしていよいよ開幕!
会場の照明が落ち、洋楽か何かが流れる。
ヲタたちは総立ち、ごっちんコールが沸き起こる。
「な、何なんだ?本人がいないのにこのテンションは?」
そしてスクリーンで時代劇風のフィルムが流される。
後藤が敵を斬るたびに歓声が起こる。
そして、スクリーンが上がり、後藤が登場!1曲目を歌う。
既に会場のボルテージは最高である。
「だ、駄目だ。ここで引いたら2時間引きっぱなしだ」
と思うが、もはや現役を退いてしまった私では抵抗することが出来なかった。
「これがハロプロ最強と名高いごまコンかーー!!」
凄まじいヲタたちに囲まれたコンサートだった。
右ヲタは大人しそうな子だが、ちゃっかりコンサートTシャツにナイロンバッグを持っている。
そして「ごっちーん!」と叫ぶ叫ぶ叫ぶ。
左ヲタはストーンズのTシャツを着て、ロックのライブハウスのノリで踊る。
ただ、振りは後藤の曲である・・・
前ヲタは何を血迷ったか、回転しだしたり、高速で奇妙な動きをし始める。
ステージも見ずに何をやっているのかと思ったが、これが「ヲタ芸」と呼ばれるものであることを師叔から聞かされる。
私が最後にコンサに行った時は、国民的アイドルとして家族連れや子供が目立ったのに、今では完全にヲタの戦場と化していた。
曲の振りが分からず踊れないのを後悔している自分に、そういや会場で振り付きで踊りだしたパイオニアだったのかも知れないと反省する。
一応内容にも触れておくと、歌もMCもかなり上手くなっている。
アーティストと呼んでもいいくらいだろう。
いずれ、このブームが終わった後でも、彼女の天然と合わせて生き残るに違いない。
ってかまだ19なのか・・・